ドル円は113.50円を安値に上値の重い動き。黒田日銀総裁の会見を受けて一時円売りの動きも見られたが、戻りは鈍い。
黒田日銀総裁は定例記者会見で「現時点での円安は日本経済にマイナスではない」「他国中銀の緩和縮小、日本の金融政策に影響しない」と円安容認とも受け取れる見解を示した。大きく材料視する動きは見られていないものの、ドル円の先高感が強い中、ドル買い・円売りの安心感を与える可能性はある。この後は欧州中央銀行(ECB)理事会とラガルドECB総裁の発言を受けたユーロドルの動きや、米7-9月期GDP速報値に注目。前期比年率で+2.7%と4-6月期の+6.7%から伸びが大幅に鈍化すると見込まれている。
ドル円の114円台では上値の重さも確認され売りが出やすいが、日米金融見通しの格差から底堅い動きが続きそうだ。113円半ばから前半にかけては買いのオーダーが並んでおり、本日も113円後半を中心とした動きが見込まれる。
・想定レンジ上限
ドル円は日足一目均衡表・転換線の114.05円や26日の高値114.31円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円は14日の安値113.21円が下値めど。
