NYタイムは、高止まりしている米金利と、堅調な推移を継続してきた原油相場の振れをにらんだリスクセンチメントの動向が、ドル円の動きを左右するだろう。NY原油先物は82ドル台を上値にやや伸び悩み気味。一方、米10年債利回りは1.6%台を維持している。
原油の伸び悩みに加え、米長期金利の上昇にも一服感が出てくれば、堅調が続いたドル円にも調整が入りやすいだろう。本日はクラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長やボスティック米アトランタ連銀総裁の講演もあるが、米3年債、10年債の入札での引き合いの強弱にも市場は神経質になるだろう。基本的に金利は高止まりを続けるとみるが、債券購入意欲の強さが示されれば、高水準にある金利が、一時的にせよ低下方向で調整を強める可能性がある。米金利低下によるドル相場の下押しが、ドル円の失速につながる展開もあるか。国際通貨基金(IMF)世界経済見通しに対するNY勢の反応にも注意したい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、2018年12月3日高値113.85円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは11日NYタイムレンジ下限112.87円。
