22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米株・米長期金利の上昇を受けて114.96円まで上昇した。ユーロドルは1.1231ドルまで軟調推移。ユーロ円は129.32円まで堅調推移。バイデン米大統領が次期FRB議長、副議長に指名したパウエルFRB議長とブレイナードFRB理事はともにインフレの抑制にコミットすると述べた。


 本日のアジア外国為替市場のドル円は、東京市場が勤労感謝の日で休場のため閑散取引が予想される中、115円のノックアウト・オプションの攻防が予想される。


 本日のドル円のオーダー状況は、115.00円にドル売りオーダー、超えるとストップロス買い、30日のNYカットオプションが控えている。下値には、114.00円にドル買いオーダーが控えている。

 ドル円は、バイデン米大統領が続投を指名したパウエル連邦準備理事会(FRB)議長と、副議長に指名したブレイナードFRB理事が、共に高インフレが米国の経済と家計に甚大な影響を及ぼしているとの認識を示し、米10年債利回りが1.63%まで上昇していることで114.96円まで上昇している。ドル円が11月17日に114.97円まで上昇した際には、115円の本邦輸出企業からのドル売りオーダーやノックアウト・オプションの防戦売りで続伸を阻まれた。本日も、ノックアウト・オプションへの買い仕掛けと防戦売りとの攻防が予想される。


 また、本日、バイデン米大統領は、インド、日本、韓国、中国と協調して、戦略石油備蓄(SPR)を放出する方針を発表する見込み、と報じられている。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は今月の会合で、米国による大幅な増産の要求を拒んでおり、対抗措置を講じるのか否か、要警戒となる。WTI原油先物価格は、74ドル台まで下落後、76.75ドルに戻して引けている。バルキンドOPEC事務局長は、12月には原油が供給過剰に転じるとの見方を示していた。