NYタイムは、対欧州通貨でのドル買いと、軟調なクロス円の動きに振らされ、ドル円は115円を挟んで不安定に推移することになるか。感謝祭絡みの米飛び石連休を目前に積極的に取引へ臨む市場参加者は限られると思うが、商いが薄いなか他通貨の上下の影響で手仕舞いの売買を余儀なくされて投げが出てくる可能性はある。


 失業保険関連の数値や7−9月期GDP改定値、10月PCEコアデフレーターなど米経済指標の強弱を受けて水準調整をしながら推移しつつも、新規の仕掛けが出にくいなかでは、これらの材料を受けた為替への直接的なインパクトは限られるかもしれない。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月2日−3日分)の公表が予定されており、内容を受けた米金利の動意により、為替にもNY勢の駆け込み的な調整フローが入り、荒っぽい動きになるパターンには注意したい。


・想定レンジ上限

 ドル円の上値めどは2017年3月10日高値115.51円。


・想定レンジ下限

 ドル円の下値めどは23日安値114.49円。