16日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。
欧州中銀(ECB)と英中銀金融政策委員会(MPC)のハト派姿勢で欧州通貨売りに振れ、ドルを押し上げる見通し。
また、重要イベント通過に伴う円売りもドルを支援しそうだ。
米連邦準備制度理事会(FRB)は14-15日に開催したFOMCで、資産買入れの段階的縮小(テーパリング)を加速させ、2022年3月に終了する方針を決定。
また、当局者による金利見通しで、来年は3回の政策金利引き上げが予想される。
FRBが本格的なインフレ抑制のスタンスを示したことから前日はドル買い優勢となり、ユーロ・ドルは1.1220ドル台に下げ、ドル・円は114円台に浮上。
本日アジア市場もその流れを維持する。
この後の海外市場ではECB理事会と英MPCの議論が注目される。
域内での新型コロナウイルスまん延が警戒されるなか、両行とも引き締めには慎重とみられ、ハト派寄りの政策方針を打ち出す公算。
それを受けた欧州通貨売りが見込まれ、ドルを押し上げそうだ。
一方、FOMCでのタカ派的な政策決定は市場予想の範囲内で株式市場への影響は限定的となり、円買いは後退。
また、重要イベントの通過で円売りに振れ、ドルを支える展開とみる。
