NYタイムは、欧州入り以降に買いを強めたドル円が、先週末NYタイムの下落幅をすべて取り戻し、同日高値113.79円を上抜けて上伸できるか見定める展開となる。
先週末10日発表の11月米消費者物価指数(CPI)は、総合指数が前年同月比+6.8%と市場予想通りの結果。同エネルギーと食品を除くコア指数も前年同月比+4.9%と市場予想と一致。予想通りの結果を織り込んだ市場が、いったん利益確定の動きを強める状態となった。
しかし、総合指数は1982年6月以来、39年5カ月ぶりの高水準。コアも91年6月以来の大きな上昇率だった。明日14日から米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、タカ派へ傾斜している米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を相当程度は織り込んでいる市場だが、一方的にドル売りを強めるような状況でもない。週明けの市場で相応の買い戻しが進んでいることは妥当だろう。
とはいえ、上伸を後押しするような米経済指標の発表は本日予定されていない。先週末の高値付近で目先的な達成感が生じることも想定しておきたい。113.75円に観測される複数の大きめなオプション(OP)も、動きを重くする可能性がある。
