NYタイムは、ハト派な内容が予想される欧州中央銀行(ECB)金融政策の発表を受けたユーロの振れが、ドル相場を左右するか。ユーロはドルの総合的な強弱を示すドルインデックス算定に用いる係数において、最も大きなシェアを占めている。


 ユーロは基本的に重い動きが予想される。相対的にドルが強含めば、ドル円は底堅いだろう。欧州入り以降の欧州株や原油相場の動きを受けたリスクオンの流れも、ドル円のドル高・円安推移を支援しそうだ。


 11月米住宅着工件数・建設許可件数や米新規失業保険関連の数値ほか、NYタイムに発表となる多くの米重要経済指標にも目を配るとともに、ECB後のユーロの荒っぽい上下にも警戒が必要か。昨日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後、タカ派な見方を支援した結果を眺めドル買いが先行したものの、続いてドルが急反落する場面もあった。ドル円は上値を数度抑えられながら、ようやく戻してきた感がある。ECBもユーロ売り先行後に急速に戻すなど不安定に振れ、ドル相場の動向を見定めにくくするリスクがあるため注意したい。