NYタイムは、注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が、米現地午後(日本時間16日午前4時)に発表となる。同発表を控えNY序盤に公表される11月米小売売上高や、12月ニューヨーク連銀製造業景気指数も、インフレ高進のなかの米景況を見定めたいとして注目されるだろう。結果の強弱が、FOMC直前の思惑を左右しそうだ。


 FOMCは基本的にタカ派な内容が期待されており、ドル相場にとっては底堅さにつながる材料と考えられえる。しかし、10日に米消費者物価指数(CPI)の伸びを前のめり気味に織り込んでいた市場が、予想通りの内容を受け止めていったん売りを強める場面もあった。FOMC声明やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見内容の部分的なフレーズや、FOMCメンバーの見通しを材料に、荒っぽく振れるリスクもある。


 もっともFOMC通過後、16日の欧州中央銀行(ECB)理事会はハト派な内容が想定されている。本日のNYタイムにいったんドル売り方向へ揺さぶられても、米欧金融政策の方向性の相違もあり、次第にドルが底堅さを回復するとみる。