本日のニューヨーク為替市場も、米株動向を受けたリスクセンチメントや米金利先高観の強まり度合いを確かめながらの取引となるだろう。
先週末や昨日は大手金融機関の決算が嫌気されて米株売りが強まった面もあり、本日も現物の株式市場寄り前に発表されるバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーの四半期決算には注目したい。また、ダウ平均の採用銘柄ユナイテッドヘルスやP&Gも寄り前に決算発表が予定されており、気にかけておく必要はありそうだ。
先週、米JPモルガンのCEOが今年の利上げ回数6、7回もあり得ると述べ、先週末には一部の米ヘッジファンドから「米3月利上げ幅が0.5%」との予想も出てきた。現状ではタカ派過ぎると思われるが、こういった見解が出てくるほどインフレ警戒感が高まっているということだ。時間外で水準を上げた米国の中長期債利回りが、NY勢の参入後にも更に上昇力を強めるかが見極めたい。
地政学リスクの高まりが警戒されているウクライナを巡る状況は、米露高官の会談次第か。ブリンケン米国務長官とラブロフ露外相は21日、スイス・ジュネーブにおいて対面で話し合う。米側は対ロシア制裁をちらつかせながらも、妥協点を見出したいようにみえる。一方、ロシア側は要求内容(NATOの東方不拡大)を変えずに、現状のスタンスを貫き通す雰囲気だ。
