ドル円は115円前半で小動き。欧州タイムに入り、時間外の米10年債利回りが1.75%台まで上昇した動きを眺めながら、一時115.45円までじり高となったが、米長期金利の上昇も一服し、ドル円の値動きも限定的。


 ドル円は10日に115.05円まで売り戻され、下げが一巡したものの、115円前半を中心に推移し、やや上値の重い動きとなっている。ある程度の調整も進み、115円近辺での底堅さも確認され、再び上値を試す動きに期待したいところで、NYタイムで米12月消費者物価指数(CPI)の結果を受けた、米長期金利の動向に注目。約40年ぶりの高い水準まで上昇した米CPIは12月に上昇が一段と加速すると見込まれており、予想通りの結果になれば米長期金利の上昇・ドル高に傾きやすいが、米株の動きにも注目。利上げペース加速の思惑が強まり、米株が大きく売り込まれるようであれば、ドル円は売りに押される可能性がある。


 パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長は昨日の議会証言で、インフレ抑制と持続回復に必要な措置を講じる方針を示したが、発言内容にサプライズはなく、市場の反応は限られた。