本日のニューヨーク為替市場は、キング牧師誕生記念の祝日で米株式や債券市場が休場となるなか、NY昼前までは欧州株動向を受けたリスクセンチメントに左右されることになりそうだ。週明けの欧州株は底堅く始まっており、基本的には先週末NY午後から強まっている円売り地合いの継続を見込みたい。

 気になる材料としては、ウクライナを巡り米国や欧州連合(EU)がロシアに対し制裁をちらつかせていることで、ロシア株や通貨が先週後半からかなり神経質な動きとなっていること。もしロシア売りが強まり過ぎた場合は、欧州金融市場も不安定になる可能性は一応考えておいたほうがよいか。

 なお、米インフレ高を受けて米連邦準備理事会(FRB)による3月利上げが確定路線となっているが、引き上げ幅は0.25%というのが市場コンセンサスだ。しかしながら先週末、一部ヘッジファンドから3月0.5%利上げの必要性が訴えられた。あくまで「一部」の声ではあるが、米インフレが約39年ぶりの高水準まで加速したことをもう一度考え直し、市場は0.5%を意識し始めるかもしれない。

 本日、カナダ勢は通常通りの参加。時間外の原油先物が先週末高値を超える場面があるなど、根強いエネルギー需要を支えに欧州時間ではカナダドルは買い戻し優勢だ。米国勢が不在の流動性の薄い中で、カナダドルの値動きには注意が必要だろう。