欧州通貨を中心にドルが重い動きとなるなか、欧州タイムに入ってドル円は下値を模索する動きとなり、114円前半まで弱含んだ。
米連邦準備制度理事会(FRB)当局者らのタカ派姿勢を弱める発言が相次ぎ、足もとではドルロングに調整が入っている。本日はNYタイムで米雇用統計の前哨戦とされるADP雇用データの発表が予定されているが、1月は20.7万人増の予想と、昨年12月の80.7万人増から伸びが大幅に低下すると見込まれている。週末に発表される1月非農業部門雇用者数は17万人程度と昨年1月以来の低い伸びが予想されており、雇用統計への警戒感もドル円の上値を圧迫しそうだ。また、ウクライナ情勢をめぐる不透明感が重しとなる。米ロは会談を続けているが、事態打開の兆しは見えていない。ただ、依然としてFRBの金融正常化への思惑は強く、ドル円の下押し局面では買いも入りやすい。ドル円は114円台で方向感は限られそうだ。
