NYタイムのドル円は、何度か回復した119円台に定着できるかどうかを注視することになる。昨日は、現地16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)イベント終了後の調整フローによる下押しが先行した。しかし、米株が下げ渋り、クロス円とともにドル円も戻す動きとなった。

 タカ派な内容となったFOMCに対し、本日の日銀金融政策決定会合後の黒田総裁による記者会見では、「商品価格の上昇で物価が2%になっても目標達成ではない」として、必要なら追加緩和措置を講じるとの姿勢を改めて示した。商品相場の動向を反映した短期的なインフレ率上昇があっても、中長期のインフレ期待が高まっていないとの見方だ。日米金融政策の方向性の差異を背景に、ドル円が119円台に定着する動きとなるか、見定める局面となる。