NYタイムは、ドル円が豪準備銀行(RBA)のタカ派姿勢を背景とした豪ドル円の上昇による円安を支援に、123円絡みの底堅さを維持できるか見定める局面となる。対豪ドルでのドル弱含みへのケアも必要かもしれないが、米10年債利回りが2.4%台へ上昇しているため、ドル相場の落ち込みを強く懸念しなくともよいだろう。
欧米諸国とロシアの対立激化への警戒感はリスク回避の動きを警戒させる。神経質な展開だが、リスク回避のドル買いが入ることも考えられ、相場の底割れは回避できるとみる。
今夜発表の米経済指標のなかでは、3月ISM非製造業景況指数が注目か。58.4程度の結果を市場は見込んでおり、予想を下回ったり、前月の56.5より悪化したりしなければ、ドル円も底堅く推移できそうだ。
ただ、先週末発表の同製造業景況指数は57.1と、市場予想の59.0に反して、前回2月の58.6より悪化。米長期金利の上昇幅を縮小させ、ドル円の上値を重くした。そうしたネガティブな反応が再燃するリスクも念頭に置いた上で臨みたい。

