本日のNY為替市場のドル円は、欧州市場がイースターマンデーのため休場となることで、動意に乏しい展開が予想される。
20日に開催予定の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に合わせて、21日に日米財務相会談が予定されている。今週は、米財務省が、半期に一度の「半年次為替報告書」を公表する予定となっているが、財務省高官によるドル円相場への言及、さらに日米財務相会談での協議内容への言及には要警戒か。
黒田日銀総裁は、本日、最近の円安は「かなり急速な為替変動」とした上で、経済への影響は「非常に大きな円安とか、急速な円安の場合はマイナスが大きくなる」と述べた。同様の見解がG20財務相・中央銀行総裁会議で共有されるのか否かにも要注目となる。米連邦準備理事会(FRB)や米財務省の喫緊の課題はインフレ抑制であることで、インフレ抑制となるドル高は黙認するスタンスが予想される。
ウクライナ情勢に関しては、プーチン露大統領が5月9日の対独戦勝記念日での勝利宣言を目論んでいる模様で、東部での戦闘が激化する可能性などに要警戒となる。さらに、ロシア国防省が、ウクライナ軍がロシア国内で破壊活動を行おうとしていると批判し、こうした行為が続けば首都キーウなど中枢を攻撃すると警告していること、また、フィンランドとスウェーデン両国のNATO加盟申請が現実味を増していることで、ロシア軍が西方へ軍を進めているとの情報もあり、関連ヘッドラインに要警戒か。

